耐震診断

耐震診断とは

画像耐震診断とは、建物の地震に対する安全性、受ける被害の程度を診断することです。
1995年に発生した兵庫県南部地震は、神戸市を中心に阪神・淡路地域に甚大な被害を与えました。6,000人を超える犠牲者のうち、約8割以上が建物の倒壊等による圧死であったとされています。
これらの大規模な震災を通して建築基準法の改正が重ねられ、建物の構造強度に関する基準が大幅に強化されました。それまで施行されていた耐震基準は「旧耐震基準」と呼ばれ、旧耐震基準により建てられた建物(昭和56年5月以前に建てられた建物)は、大地震発生時に倒壊の危険性が高いと言われています。

もしもの時、自分や家族の生命・財産を守れる家かどうか…
まずは耐震診断を受けて現状を知ることからはじめてみましょう。

耐震基準

一定の強さの地震が起きても倒壊または損壊しない建築物が建てられるよう建築基準法が定めている基準のこと。

旧耐震基準
(S56年5月31日まで)

震度5強程度の地震でほとんど損傷しないこと
新耐震基準
(S56年6月1日以降)

震度5強程度の地震でほとんど損傷しないことに加えて、震度6強~7に達する程度の地震で倒壊・崩壊しないこと

簡単な耐震診断チェック法

耐震が気になる建物についてまずは自分でチェックを行いましょう。
1から10の質問に答えることで耐震の判定と今後の対策を知ることができます。

誰でもできるわが家の耐震診断(一般財団法人日本建築防災協会のHPへ)